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ジェンダーについて ~ネイティヴアメリカン 5つの性別 ~

2018/09/11
 
この記事を書いている人 - WRITER -
地方都市在住のニッチ過ぎるセクシャルマイノリティ。身体、メンタル、スピリチュアル系を色々独学してきたことを自分なりに取り纏めて行きます。

こんばんは、にじの青です。

ですます調のほうが、しっくりくるので

今後はですます調で統一しようと思います。

 

ネイティヴアメリカンのジェンダー観

今朝のことですが、

偶然にこちらの記事を見つけました。

https://newspicks.com/news/2497174/

ネイティヴアメリカン、つまりインディアンと呼ばれる北米大陸の先住民族たちの間には、

肉体的な性別だけではない、「ジェンダーフリー」という感覚が当たり前だったということ。

 

「ネイティブアメリカン ジェンダー」でグーグル先生に教えを請うと、

こちらの記事もヒットしましたので、あわせてご紹介させていただきます。

https://voguegirl.jp/love/body/20160526/non-binary-gender/

 

 

ジェンダーって、なんぞ?

記事の内容に触れる前に、説明しておかないといけないこと。

 

はい、「ジェンダー」という単語です。

 

当然、英語。

gender と表記します。

 

ジェンダー

生物学的性差と区別した、社会的文化的に作られる性別、性差のことをいう。

それら性別、性差に関する様々な文化や知識一般を指し示すこともある。

ジョン・マネーは『性の署名』(1975)で半陰陽の患者の臨床研究により、

必ずしもジェンダーが生物学的性別に基づいて出来上がるわけではないことを明らかにし、

60年代後半に始まる先進国における第2派フェミニズムに影響を与えた。

このジェンダーという言葉には、女性や男性の社会的役割や性格などの特性が社会的に形成されたものであり、

変革が可能であるという含意がある。ジェンダー研究の進展によって、

家族・政治・軍隊などこれまで自明とされてきた事柄へのジェンダーの関与が明らかになり、

ジェンダーを男女という2つの項目と捉えるのではなく、

2つの区分を作り上げる力学であるとする見方が現れてきた。

特に80年代以降、この考えに基づき、生物学的な性差と考えられてきた身体や、

同性愛のようなセクシュアリティーがいかに社会的に構築されているかを分析するようになった。

~ コトバンクから引用 知恵蔵より(野口勝三 京都精華大学助教授 / 2007年)の解説文

 

つまり、肉体的な特徴による性の区分けではなく、

ひとつの集団の中での行動や役割といった、誰もが納得する社会的な人格を持った性別

ジェンダーと呼ぶわけです。

 

わかりやすく言うなら、

タレントのはるな愛さんや、マツコデラックスさん、メークアップアーティストのIKKOさんは

TVに出演している人のジェンダーとしては、同じグループに属しているんです。

 

どういうジェンダーかというと、

生まれつきの肉体は男性なのに、女性の格好や口調で活動している、というジェンダーです。

 

厳密に言うと、三人とも、セクシャリティはおそらく微妙に違うと思われるのですが、

そこはプライベートな部分ですので、追求は避けたいと思います。

この記事の本題には、あまり関係ない部分ですしね。

 

二つの精神をもつジェンダー

英語が得意な人にだけ、以下のリンク先をおすすめしますが、

https://iheartintelligence.com/2017/09/11/americans-celebrated-five-genders/

この英文記事では、5つのジェンダーがネイティブアメリカンの社会には存在していたと書かれています。

 

  1. male 男性
  2. female 女性
  3. two spirit male 二つの精神を持つ男性
  4. two spirit female 二つの精神をもつ女性
  5. trangender  肉体と精神の性が別である存在

3.4.の「二つの精神」というのは、

一人の肉体の中に、男性性と女性性が同時に存在している、

つまり男でもあり女でもあるということです。

 

もともとは、両方の性を兼ね備えている

これは、数値化できない部分の話ですが、

もともと、人間の肉体には両方の性ホルモンが存在しています。

受精卵が、細胞分裂を繰り返して、胎児へと成長していく中で

ベースになっているのは、雌体です。

もちろん、受精の時点で、23番目の染色体がどちらになるかは決まっていますが、

最初に形成される外性器、つまりおまたの部分は、

妊娠第10週以降に染色体がXY、つまり牡体であれば

女性器の形から、男性器へと変形していくのです。

 

身体は男でも、社会的には女性として存在する

ネイティヴアメリカンの文化では、

二つの精神を持つ存在は、特別な存在として、

シャーマンやメディスンマンといった、宗教的な役割や医者としての役割を持つ人が多かったようです。

 

宇宙や自然の一部であるという、Great Spirit という彼らの考え方には、

肉体という器にとらわれすぎない、おおらかな視点があったのだと思います。

 

むしろ、男性性と女性性を両方兼ね備えているということは、

宇宙の真理に近いということで、

特別視されていたのでしょう。

 

すべての生物は、雌体の子宮から誕生するという、女性原理を正しく理解しているからこそ、

肉体は男性でも、社会的に女性であろうとした人たちも、もしかしたらいたかもしれません。

 

私が、このレインボーセクソロジーの軸として研究し続けている、オーラソーマの色彩学でも

オリーブグリーンには、フェミニンリーダーシップというキーワードが込められています。

 

野山とともに生活をし、草木からの恵みを大事にして、部族を健やかに保つには、

女性性特有の慈愛や母性というジェンダーが不可欠だったのではないでしょうか。

 

ジェンダーフリーの時代へ

LGBTという言葉も、すっかり定着し、

男と女の二極化しかなかった時代から、ここ数年、随分変化が感じられます。

みずがめ座の時代に入り、

ますます、ジェンダーレス、ジェンダーフリーな社会へと

皆さんの意識も徐々に変化していくことでしょう。

 

もちろん、先日、ネット上で物議をかもした「生産性」という観点では、

国や行政として、LGBTやセクシャルマイノリティの人口が増えることは、

いろいろと管理体制上のイレギュラーになるため、諸手を挙げて歓迎できることではないかもしれません。

 

時代というものも、また、生き物です。

 

宇宙のなかの存在として、人類を考えるなら、

女性原理であるということに立ち戻ると、

ジェンダーフリーなほうが理にかなっている部分が多いですし、

 

遺伝子学や解剖生理学といった部分でも、女性原理な点は今後さらに発見されていくと思います。

 

どちらがかけても、新しい命は存在しませんし、

肉体にとらわれすぎることも、また、精神面に特化しすぎることも、

自然の摂理に沿う生き方ではありません。

 

あるがままの自分を認める。

ジェンダーとは、そういうことです。

 

私たちは、それぞれに個性を持って存在しています。

それだけで、とても素晴らしい事なのです。

 

ご自分のジェンダーを知り、周りの人のジェンダーを受け入れる。

 

そういうジェンダー教育が、世の中をよりよい方向へと動かしていく一つのきっかけになると

私は、信じています。

 

 

にじの 青

 

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