こんにちは、にじの青です。
あなたは、「NO!」って言える人ですか?
日本人が一番苦手な意思表示
日本人、というか日本語の特徴として、「白黒はっきりさせない」言い回しがあると思います。これは、自分の意志をあいまいにするための「逃げ」ではなく、目の前の相手を尊重するからこその言い回し文化なのですが、これが結局のところ
「NOと言えない日本人」
を量産してしまう原因の一つなのも事実です。
「和を以て尊し」というように、お互いを尊重して、理解しあうには、自分の意見も相手の意見も公平に受け止めることが一番大事です。
自分の意見を押し殺すことではありません。
「NOを言えない」人は、二種類あると思います。
そこにも、実は色が関係してきます。
禁止や否定の意味を持つ色
日本語に限らず、「NO」という意味を持つ色があります。
否定というよりも、禁止という意味で考えると判りやすいですが、私たちが一目で「これは禁止」だと理解する色は、
赤です。
信号は、赤で「止まれ」ですよね。
交通標識で目にするこの記号も
赤が使われています。
交通標識で禁止の意味で使う色は、赤です。
車にも、人にも何かを禁止する標識は、赤です。
サッカーの退場勧告はレッドカード。試合中にカードを審判に出されたら、その選手は、どんなに実力がある選手でも、試合に参加できません。自分が取った行動が、ルール上「No」であることだったからです。
地球上のあらゆる地域で、赤は「No」や「禁止」の意味で使われています。
「NO」を言う勇気
なんでもかんでも、「YES」と言える人は、残念ながら居ません。
すべてに「YES」と言うとどうなるか?
極論ですが、自分の命すら手放してしまわなければならなくなります。
「NO」ではなく、「出来ない」という言葉だとどうでしょう?
「出来ない」という言葉も、否定ですよね。ただ、「NO」よりもみなさんが日々、気軽に使っている言葉です。
痩せたい人に、間食や甘いもの、炭水化物を減らせば?と言うと必ず返ってくる言葉は、
「そんなの出来ない。だって、米が好きだし!」
じゃ、運動すれば?
「えー、動くのとか出来ない。時間もないし。」
仕事などでは、「NO」や「出来ない」と言いにくくても、自分の好き嫌いに関することでは、意外とみなさん「NO」を気軽に言えてるんです。
何故か?それは、他人からの「評価」に関係しないと思っているから。
「NO」を言うには、勇気がいるんです。相手の要望を否定する、つまり断るわけですから。
その勇気を出させてくれる色も、実は、赤です。
NOと言えない人
「NO」を言えない人は、大きく2種類います。
- 自己評価が恐ろしく低い
- 面倒くさがり
「自分なんかが」という自信のなさから、上司や同僚、恋人、友人、家族に「NO」と言えないことは、ありませんか?
大丈夫。ダメなときには「NO」を言いましょう。そこで、壊れる人間関係なら、ぶっちゃけあなたの今後の人生には、必要ありません。
それに、相手も人間ですが、あなたも人間です。どちらも命は平等です。権力や力関係は、あなたが勝手に相手を崇めたり、自分を卑下するほどに、相手を優位にさせてしまいます。
「面倒だから、NOを言わない」これは、処世術として多くの人が無意識に選ぶ行動だと思います。事なかれ主義、省エネ思考でもあります。
これはただの問題先送りなだけで、解決方法ではありません。相手によっては、付け込まれる隙を与える自爆行為でもあります。本当に「NO」な時があることを理解してもらえなくなり、下手すると逆切れされるのは、「自分に自信が無い」族よりも、「NOと言うのが面倒だから」族のほうが多いはずです。
何故か?「面倒だけど、とりあえず」という態度は、度重なると相手にもうっすら伝わるものだからです。
これ、男性が女性に「とりあえず、相槌うっとけばいいだろ」と気を抜いといて、「もー!また話聞いてないでしょ!」とキレられるパターンと同じです。
赤が苦手な人=NOと言えない人
さて、ここまでの流れから、赤にはこんな意味が有るとお分かりいただいているかと思います。
- 否定や禁止を伝える。
- 勇気のイメージ
そして、自信につながるのは、赤に黄色が混じった色、オレンジなのです。
赤には、生きるという私たち生き物すべてが持つ目的や意志を意味します。
赤が苦手だったり、赤に良いイメージがない人は、自己肯定感が低めです。つい心のどこかで、「ダメな自分」をリストアップして、自分を認められない癖がついています。
ひとつ前の記事でも書きましたが、私も赤が苦手でした。だからこそ、赤が持つ意味、身体や心、性に与える影響がとても重要だと言えます。
9/30東京 自分に自信を持ちたい人へ伝えたい初めてのワークショップ
赤が苦手な人へ
おそらく、赤が苦手だったり、あまり得意じゃない人は、
私の仲間です。
お金にちょっと縁が薄かったり、自分にいまいち自信が持てない。
でも、周りからみたら、特に能力的な部分は問題ない。
そんな人、意外と多いでしょう。
そういう人は、赤のポジティブなところも含めて、
一度、このワークショップを聴いて欲しいです。
まだ、お席ございますので、赤の持つ勇気をもらいにお越しください。
終了後、せっかくの銀座なのでお茶会でもしたいと考えております。
必要な人へ届きますように。
Much Love Always with YOU
にじの 青