LGBTではないセクシャルマイノリティが色彩学目線で性を考えるレインボーセクソロジーの公式blogです

産後ケアが当たり前になる性教育を

 
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地方都市在住のニッチ過ぎるセクシャルマイノリティ。身体、メンタル、スピリチュアル系を色々独学してきたことを自分なりに取り纏めて行きます。

妊産婦の自殺理由

のっけから、非常にヘビーな見出しですが、

これ、非常に残念な現実。

はたからすると幸せ絶頂で早くマイベイビーに会いたいっ!っていうイメージな

たまごくらぶな世の妊婦さんにも、

自らだけじゃなく、生まれてくる予定だった命ともども

この世からあの世へ旅立ってしまわれるケースが実は数多く起きているんです。

その、一番多い理由が

マタニティうつ

そして、同じように

産後うつ

という状況で、せっかく10月10日の妊娠期間から、出産

ママとしてのデヴューを切った矢先に、

世をはかなんで。。。というケースも近年増加しているとのこと。

出産後って80才と同じ体力しかない

わたくし、身体のケアを細々と地方都市でしているのですが

マタニティケアについては、本当にここ2~3か月の付け焼刃程度の知識しかないからこそ、

衝撃の事実を毎回、知らされる次第で

出産直後の女性って、どんだけ実年齢20代だろうが

 

80歳のおばーちゃん並みな体力気力しか出せない

くらい、出産でエネルギー全部使い果たしてるんですって!

 

や、80歳でも足腰ピンシャン!入れ歯も無く、ボケもせず、元気いっぱい!って女性もいらっしゃると思うんです。

でも、ね、「ハウルの動く城」ってジブリアニメ映画で

主人公のソフィーがいきなり、老婆化したように

今まで当たり前に出来てたことが出来なくなる現実

って、とっても挫折感満載だったりするんです。

くやしいし、あせるし、なさけないし。

 

それが、出産後半年続くんです。

 

そら、うつにもなるさ。

 

ご実家でゆっくりできる人でも、3時間おきに泣くわが子に焦る日々なのに、

旦那は仕事、日々、自分だけで赤子と二人きりで

旦那のお世話もして、赤子のこともお世話して、自分は後回し。

 

これ、別に、極端な事例じゃないって思うんです。

だって、日本人女性、基本、自分よりも他人大事にしましょうねって洗脳されているから。

それが、おかあさんのあるべき姿だって、ドラマやCM、いろんな角度から刷り込まれているから。

だからこそ、産後ケアが当たり前の世の中にならなきゃ、

「妊娠出産をしよう!」って思う女性は増えないんです。

性教育は、避妊教育ではない。

私がこの、レインボーセクソロジーで一番伝えたいことは、

「心も身体もふくめた性教育を当たり前にしたい」ということです。

自分が小学校から高等学校まで受けてきた保健体育の性教育は、

「若年性妊娠を予防するための避妊教育」

でしかなかったんだと気が付いたから。

性について、遠慮もきれいごともなく正直に伝えられる大人ってとっても限られるんです。

なぜか?

性=プライベート、隠すものっていう、暗黙の了解が何故か成り立っているから。

そして、性欲を逆手に取った射精産業ビジネスのせいで、

性に対して、ネガティヴな思いを持つ社会になってしまったから。

 

9/30のワークショップでも、ご説明しますけれど

性は生きることそのもの

なので、性をネガティヴに扱うことは、生きること自体を否定することになるんです。

おおげさじゃなく、マジに。

詳しくは、ワークショップにてじっくりお伝えします。

https://rainbow-sexology.com/workshop-info001/

もちろん、えらそーにこんなこと書いている私も

性って汚い&苦手

そう思っていましたし、

その苦手で汚い部分を自分の一部としていることを

勝手に申し訳なく卑屈に思っていました。

誰かに「お前なんて汚ねーヤツ」なんて言われてもいないのにね(笑)

 

性が苦手になる女性は産後に多い

女性が、性行為を苦手になるタイミングっていろいろあるんですが、

その多くが出産後なんじゃないかな?って感じるのが、

目の前の命を大事にしたいって母性本能と

旦那さんからのささいな一言だったりするんじゃないかと思うんです。

だってね、いきなり80歳まで老けて、心身ともに「もう無理!」くらいになって

そのさなかに、「俺、そろそろ限界で」みたいなアプローチされたときに

「ごめん、マジ勘弁して。今は死ぬ、」って言える夫婦ってどのくらいいるんだろうか?って正直本気で思うんです。

男性の肉体的生理活動や性欲の事も多少理解しているからこそ、

女性のメンタルと肉体が理想とする性愛と

男性のそれが、残念ながら真逆に近い事実がある。

でも、それについては、だれも教えてくれず、ドラマや映画、漫画などの偏った情報を事実として覚えざるを得ない状況が、

「若年性妊娠を予防する避妊奨励教育」を強化せざるを得ない原因になっていると思うんです。

性教育の最初から、最後まで、徹底して一貫しているのは

「10代で妊娠すると、社会のレールから外れてしまう」という事実を強調していること。

性行為は、命をつなぐ大事なコミュニケーションです。

ありのままの自分をさらけ出せる相手とだからこそ、至福で快楽な行為になる。

でも、肉体の快感だけを誇張し、興味をあおる情報が多くて、そっちにばかりつい目や耳が反応してしまう。

おもに、射精の道具としての男性向け性コンテンツですね。

全部が全部とは言わないけれども、現実から大きくかけ離れたものも多い。

男性には、痛みを感じる行為にはおもえないだろうけれど、

女性には、行為に慣れるまで、痛みが先になる行為なのも性行為の現実。

性行為も痛い、月経も痛い。

性にネガティブになる要素が女性側には多いのも、10代から既に起きている肉体の生理。

そして、社会に出れば、「女は結婚して辞めるから」みたいな目で未だに見る風潮もあるし、

「働き続けるには、妊娠してはダメ」と勘違いさせるような態度を会社や上司からされて、

30歳ぐらいになって、「そろそろ結婚しなくちゃ、白い目で見られる」と慌てて結婚して、妊活してもね、

10代初めからずーっと妊娠に否定的な情報を受け取ってて、10年20年後に180度転身して、妊娠肯定しても無理がある

ってことを、学校教育や行政は本当に、問題視した方がいいと思う。

あ、そもそも、学校教育は「生産性」よりも「従順性」を教育する場でしたね。

月経=ツライ、いやなもの的な扱いをしているうちは、

心の準備が整わないから、どんだけお金をかけても妊娠しにくいし、

仮に妊娠出産しても、性を肯定できないとセックスレスや性嫌悪の予備軍になるだけなのになぁ、と思うんです。

セクソロジーは性を科学的にみつめること

私がお伝えしたいのは、ハウツーものではなくて、

身体のなかで起きている、解剖生理学的な部分と

目に見えない心の領域で私たちが生まれもっている個性としての性別があると

知った上で、性のことを考えてみて欲しいなということなんです。

非生産性な生き方を選んだ私だからこそ、

ヒトという動物がとても素晴らしく、未熟な生き物であることをありのままお伝えできるのではないかと自負する訳です。

私たち、ヒトという生き物は、心という目に見えないけれどもとても重要な感覚を持って生きています。

その心が感じるものが、さまざまなものを生み出し、私たちの歴史や日常をより豊かにしています。

性は、そのおおもとになること。

 

自分自身を生きていくうえで、一番大事なことです。

 

だからこそ、

生涯、学び続けることじゃないかなと思うのです。

 

Much Love Always with You.

 

にじの青

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